The social network

薦められて見て見ました。これは面白い。
前宣伝が地味だったせいか、映画館はがらがらでしたが、その分落ち着いて見られて良かったです。

この映画は、ハーバード大学学生である主人公が、彼女Erika に振られた挙句、酔っ払って立ち上げた女学生のルックス比較サイトが大うけで、ハーバードの回線をダウンさせてしまう、ということから始まります。

このことを知った3人組みから、ハーバードの学生登録サイトを創らないかという誘いがあったが、その誘いを無視して、ハーバード学内の学生登録サイト「The Facebook」を立ち上げて、それが学内で恐ろしい勢いでユーザを獲得。
「Facebook する」という言葉すら現れる始末。

そのあと、他の大学にも、Facebook を対応させようとしたときに、元Napsterの創始者に出会う。この Napster の創始者が若いながらもバイタリティ溢れる人間で、インターネットの商売というものをよく判っている。

そのあと、前述の3人組との訴訟などを経て、現在の facebook の時価総額は250億ドルで、世界最年少の billionaire だそうです。

そのような超富豪になったあとでも、元彼女 Erika の facebook を開いて、「友達になる」ボタンをクリックし、ブラウザの更新を繰り返して応答を待つ主人公の姿が、なんとなく人間っぽくて良かったですね。もちろん、この部分は fiction なのでしょうけど。

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アニメーターという職業の終焉#2

前回とりあげた「アニメーターという職業の終焉」について更に考察してみました。

 日本に於いてアニメーターという職業が大きく広まったのは、手塚治虫氏および虫プロダクションのTVアニメーション「鉄腕アトム」からです。それ以来ずっとアニメーターに求められる能力は、作画と動画像把握及び動画による感情表現でした。特に作画能力は特殊であり代替が利き難い為、アニメーターという職業への参入障壁となっていました。しかし、コンピュータの3D表示能力の進化が、そのアニメータの領域を侵食しつつあります。具体的には3Dモデリング・ツールが充分に廉価かつ高速に動作するようになり、作画能力を有さない者であってもアニメーション作品を作成できるようになったからです。

 ニコニコ動画に投稿された動画を母集団として、自主制作アニメーション作品(恐らく従来の二次元手書きアニメ)とMikuMikuDance(フリーの3Dモデリング・ツール)を使った作品の件数を調査したところ、MMDで作成された作品が圧倒的に多いことがわかりました。

キーワード:自主制作 アニメ を含む動画:343件
キーワード:MMD を含む動画:2,682件

 MikuMikuDance とは、初音ミクの3Dモデルを自在に操作できるフリーソフトウエアですが、最近は初音ミクやVOCALOIDに限らず、様々なキャラクターが製作されています。以下URL "SaYaKa Project" に「けいおん」平沢唯や「こどものじかん」九重りんが掲載されていますが、驚くほどに高度なモデリングです。

http://www003.upp.so-net.ne.jp/kakomiki/page/3ddata.html

 また、3Dモデリングツールによるアニメーション製作能力の向上は驚くべきものがあります。この Silenceは凡そ9分間の作品ですが、たった1人の方(かんなさん)の手によって作成されたものです。

有名な "Melody 3DPV" の MMD版も貼っておきます。

 従来の「アニメーター」という職業の参入障壁の「作画能力」は、コンピュータの3Dモデリングツールによって乗り越えられます。更に、3Dモデリングツールによってアニメーション作品の生産性が劇的に向上する為、従来の二次元の作画を業とするアニメータという職業は終焉を迎えます。

 もちろん、従来型の二次元手書きアニメーターという職業はは完全には消失しません。作品の演出上、二次元の手書きアニメーションという形態が望ましい場合もあるからです。但し、その需要は現在の数分の1に減少すると思われます。

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アニメーターという職業の終焉

アニメーターとは、アニメーションの原画や動画を描く人のことです。詳しくは作画wikiをご覧ください。日本国内のアニメーター人数をフェルミ推定で求めてみます。

・1週間あたりの新作アニメーション番組数は20~30番組です。(Yahoo Japanのテレビ番組欄より、30分番組に限定してカウントしました)

・30分番組から、CMやオープニング・エンディング・予告を除いた実際の放映時間は21分30秒です。この放映時間すべてフルに動いていたならば1280秒×8枚=10,320枚の動画を要しますが、背景画のパンニングやリピートなどを駆使することにより実際の作画量は4,000枚程度になると推定します。

・1日あたりのアニメータ(動画家)の作画数を15枚と推定します。根拠資料はアニメータ養成プロジェクトです。

・アニメーターが週6日働いたとして90枚の作画が可能で、1番組に要するアニメーターは44名ですが、実際には原画家のカット割には更に時間を要します。よって、1番組に要する原画家と動画家を含めたアニメータを50名と推定します。これに週当たりの新作番組数と掛けることで、日本国内のアニメータ総数は1,000名~1,500名という数字が算出できます。

さて、提起したい課題は、この国内約1000~1500名から構成される「アニメータ」という職業の終焉が近いということです。以下の動画をご覧ください。(著作権者の方へ、以下は広告宣伝用動画でありリンクの紹介は問題ないと判断いたしましたが、問題と思われた場合にはコメント欄に記載願います。)

これはフロントウイング社の「タイムリープ」というXBOX360上のポリゴンキャラクターゲームなのですが、驚くことにTVのアニメーション番組と何ら遜色ないということです。「表情、仕草、全てがいきいきと動く奇跡のポリゴンキャラクターゲーム」と銘打っていますが、何らそのキャッチコピーに反することはありません。

 このシステムは、恐らく人間の動作をキャプチャして、その動作をポリゴンモデルで再生していると思います。人間の動作のキャプチャには多くの工数を要する為、その工数をいかに削減するかという課題がありますが、その課題され達成されれば、現在のアニメータの多くは、その職を追われるか、三次元ポリゴンモデルの造形師となるか、または3次元的ポリゴンモデルの動作やカメラアングルを指定する「ポリゴン・アニメータ」となるという将来を予測します。

「タイムリープ」と同種のシステムとして「らぶデス3」(18禁)がありますが、いちおいう18禁の趣旨に鑑み動画リンクを貼るのは控えます。そういえば、タイムリープも元々は・・・

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ハンサム☆スーツ

「洋服の青山」が映画「ハンサム☆スーツ」のスポンサーを担当している事に気づきました。コンテンツ産業と非コンテンツ産業と融合させ、相乗効果を得るという正に教科書的な実戦例です。これを参考にサントリーの「青いバラ」も是非とも映画化をお願い致します。

映画「ハンサム☆スーツ」のHP
http://handsome-suits.com/

洋服の青山の「ハンサム☆スーツ」のHP
http://www.y-aoyama.jp/special/handsome/index.html

“洋服の青山”が着るとブサイクからハンサムになる夢のスーツを発売?
http://cinematoday.jp/page/N0015397

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G3プリンセス

 今日の午前中は掃除後に子供と休憩しつつ、うちの息子が好きな「炎神戦隊ゴーオンジャー」の録画を再生していたら、番組初頭に戦隊の女の子と敵役の女の子がピンクのアイドル衣装で一瞬歌っており、アイドルとして完成度が高かったのに驚きました。冒頭から今回は異色編と宣言していましたが、確かに特撮戦隊物としては異色編でした。

 ストーリーは、怪獣ロンビアコが出現し、騒音や男性の歌声で巨大化して強力になり、これを小型化して倒すには女性の素敵な歌声が必要であるとの事で、敵役と手を組んでアイドルユニットを結成して歌い、怪獣ロンビアコを倒すとうものです。

 3人組アイドルは「笑顔の特訓」のために東京ドームシティのジェットコースター(サンダードルフィン?)に乗りますが、まるでアイドル番組のお約束のような演出です。その後いくつかの「アイドルの特訓」を経たのちにアイドルユニット「G3プリンセス」として現れて歌声で怪獣ロンビアコを倒します。以下にG3プリンセス登場シーンを youtube から引用しますのでご覧ください、単なる戦隊物の女性ヒロインが番組内で歌を披露するというレベルを遥かに超えた完成度で驚かされました。
(著作権者様及び著作権隣接権者様へ:以下は単なるyoutubeの引用ですが、問題がありましたらコメント欄で連絡いただきたく思います。)


 ゴーオンジャーHPでチェックしたところ、このアイドルユニットの完成度の謎が解けました。音楽CD発売元はコロムビアで、写真集の発売元は学研BOMB(アイドル雑誌)でした。つまり、今回の番組のストーリーはコロムビアとBOMBの関与ありきという事なのでしょう。怪獣ロンビアコは、「コロムビア」のアナグラムのようです。

 ゴーオンジャーの放映局のテレビ朝日は音楽番組「ミュージックステーション」も放映しておりますので、コロムビアとBOMBのバックがあれば、G3プリンセスがミュージックステーションに登場する可能性はかなり高いのではないかとおもいます。

・ケガレシア役の及川奈央さんのブログはこちらです。

http://plus-u.jp/blog/oikawanao/?p=578

・須塔美羽役の杉本有美さんのブログはこちらです。
http://ameblo.jp/sugimoto-yumi/

・楼山早輝役の逢沢りなさんの公式サイトはこちらです。

http://www.box-corporation.com/rina_aizawa/

 この番組を見て、コンテンツ業界もちょっと楽しそうでいいかなと思ってしまいました。ただ、収益の面では非コンテンツ(機械・化学・電機など)よりも遥かに厳しく、大変だとお聞きしております。よって、完全なコンテンツのみの商売ではなく、実在の商品にコンテンツを絡めることで、実在の商品の魅力をUPし、かつコンテンツの魅力を向上することができないかと考えています。詳しくは次回以降に記載します。

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