親指シフト
いまさらながら親指シフト配列を覚えようと思ったのは、やはり勝間和代さんの著作に影響されてです。
この人はシステマティックに「勉強」を続けているのがスゴいです。がんばってという精神論ではなく、うまく勉強が続けられるような仕組みをうまく構築しているのですね。
そのような仕組みのひとつが「親指シフト」のキー配列の習得、これによって執筆量がぐっとアップするそうです。ローマ字のキー配列とくらべてタイプ数が60%程度ですむからという理由です。
確かに自分はローマ字でタイプしてますけど、そろそろタイプ速度が飽和してきているので、更に文章量をアップするには何かひと工夫・・・と思っていましたので、これは魅力的なヒントでした。そこで、親指シフトについて調査。
・NICOLAというのが現在のコンソーシアムの名称ですね。ここを見ると概要がわかりました。
キー配列は、以下のように設計されています。
・シフトしない状態は、ひらがなを入力
・右親指でシフトした状態→ ひらがな入力
左手側は、頻出ひらがなの拗音や撥音などを入力するモード
・左親指でシフトした状態→ ひらがな入力
右手側は、頻出ひらがなの拗音や撥音などを入力するモード
この発想は面白いですね。第一覚えやすい。
・専用キーボードは矢鱈と高価、いまどき1万5千円とか高すぎます。
・現在のキーボード上で NICOLA 配列を実現するソフトウェアが存在します。
・同一作者のフリーソフトで、やまぶき/やまぶきRというものがあり、特に、やまぶきRの評判が高いようです。まずこれを使ってみました。とりあえずデタラメにタイプしてみて、カーソルの速さに感激しました。この速さが手に入るならいいですね。
・DvorakJというものもあります。元々はDvorak 配列を実現するキーリマップソフトでしたが、NICOLA配列にも適合しているようです。
http://blechmusik.xii.jp/dvorakj/
親指シフトでまず最初に戸惑ったのは、「キーボード入力でもたついているうちに、IMEが反応してフォーカスエリアがフリッカを起こす」ことですね。右親指シフトが変換キー、左親指シフトキーが無変換キーですので、IME側に処理が渡るとこうなるようです。でも、さすがに最初からリズミカルにタイプするわけにもゆかず。
よって、ATOK の設定を変えて、変換キーと無変換キーのIME上の機能をすべて「入力文字種全角ひらがな(あ)」に変えました。自分は変換キーも無変換キーも使わない「スペース変換」と「バックスペースで変換キャンセル」のみですので、これで何も問題は発生しないです。
いま、約10日目くらい、約1週間でだいたいブラインドタッチができるようになったので、ぼちぼちと公開公報を手本に入力の練習をしています。勝間和代さんのように20時間でローマ字入力の速度を超えるのは、無理でした。
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