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WORDの明細書向け設定(40文字×50行)

ヤメ研弁理士を目指す受験生の日記で、Wordの設定が無駄に複雑な件についてという記事を読みました。この40文字×50行の設定は、普段の自分が明細書を書いているときの設定そのものですので、以下をご紹介します。

40文字×50行とは、特許庁に電子的に提出(出願等)する書類の書式と同じです。

特許出願の「明細書」の作成要領は?(平成21年1月1日以降適用)には、、「書き方は左横書、1行は40字詰めとし、1ページは50行以内とし、各ページの上の余白部分の右端にページ数を記入して下さい。」と記載されています。つまり、この書式に設定すると、提出直前に仮印刷して比較対照するのが容易に行えます。

以下は、WORD2000の画面キャプチャですが、WORD2003/2007/2010でも同様な設定部分がある筈です。

・WORDで全ての領域を選択(CTRL-A)します。「編集」メニューから「全て選択」を選択してもOKです。

・文字フォントを「MS明朝 12pt」としてください。

・先ずは、「ファイル」メニューの「ページ設定」を選択すると、ページ設定ダイアログが開きます。この「文字数と行数」ダイアログは触る必要がありません。

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・「余白」タブで、上・左・右を20mm、下を15mmに設定し、更にヘッダーとフッターを10mmに設定します。

Photo

・「用紙サイズ」は、A4、印刷の向きは縦に設定します。

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・次に、「書式」メニューから「段落」を選択します。行間を「固定値」として、間隔を14.8pt に設定してください。

Photo_3

上記設定を行ったファイルを以下に示します。

「40x50.doc」をダウンロード

いま気づきましたが、特許出願の「明細書」の作成要領は?(平成21年1月1日以降適用)には、「余白は、少なくとも用紙の左右及び上下に各々2cmをとり」と記載されていますね。とすると、下の余白が15mm だと、本当は出願様式から外れるのですが、これ以上行間を詰めると読みにくくなるので、これは今後の検討課題とします。

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