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萌え家電

偽記事や、中小ベンチャーなどではなく、 れっきとした「ソニーコンピュータサイエンス研究所」が発表した「萌え家電」です。これは・・・、購入する人を選ぶような・・・・。
http://moekaden.com/

こちらにも有りますね。kadecot というのが商標なんでしょうか。
http://kadecot.com/

ソニーCSL、スマートフォン用「萌家電」アプリを秋公開
-TVなどを擬人化/ゲーム風に操作。大和ハウスと協力

http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20110707_458862.html


ソニーCSL、“レコーダ擬人化キャラ”のAndroidアプリ
-録画された番組を紹介する「萌家電」など
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20111226_501759.html

記事には、「2012年にはキャラボイスにも対応予定。さらに、将来的には、ユーザーが自由にキャラクターを入れ替えたり、ストーリーを作ったりするツールも公開予定としている。」、とあります。

やはり、初音ミクのようなCGMを狙っているようですが、歌声合成ツールを既に「作成終わって」おり、既にWEB-APIも発表しているヤマハならば、この構想の先を行くことができるんじゃないかと思います。問題は、如何にして広い年齢層に抵抗なく受け入れられるか、ですね。

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概念検索の活用手法の検討

JIPA(日本知的財産協会)の知的財産情報検索委員会が発表した、「概念検索の活用手法の検討」2011年10月 資料第403号を見てみました。委員会のメンバーを見ると、なんだか懐かしいようなお名前を拝見いたしました。シャープのSさんとか、JSRのAさんとか、神戸製鋼のSさんとか・・・、
内容は、各社の特許検索サイトの「概念検索機能」を過去の特許検索競技大会の出題に基き、その出願内容の「答え」が概念検索でヒットするか否かを評価するというものでした。もしかすると、以前書いたエントリーを参考にされたのでしょうか。そのエントリーは、特許検索競技大会でNRIの概念検索機能を使ったら、答えとなる公報がヒットしてしまったというものでした。そのとき、N社のJIPA関連の方から、JIPAで紹介してよいかという問い合わせが来たことがありました。JIPAの知り合いの方でもありましたし、もちろんOKですとお返事したのですが、もしかすると、何か今回の資料403号と関係あるんでしょうかね?

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備忘録

備忘録がわりに、購入予定の本でも貼ります。著作権に詳しい弁理士のS先生ご紹介の本です。

ニコニコ動画では、ボカロ曲などの作詞作曲+音源(録音物)が一次アップロードされ、それに対して、「アニメを作成してみた」という方が現れて二次アップロードされ、の繰り返しです。では、その作品に絡んでいる著作権は何なのか、誰が著作権者としての関係を持っているのか、というところは、複雑に錯綜しています。商業化しようとすると、途端に問題になりそうですね。

ついでに、アオキタクトさんのHPも張っておきます。この作品「ロボと少女」だけでも、複雑に著作権者が絡んでいるそうですが。
http://roboshoujo.com/

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Smipsでの発表

昨日、Smips 特許戦略工学分科会で、発表してまいりました。他の分科会では、海外留学や産学連携の話でしたので、見かけ上はそれに倣って(笑)固くしてみました。

ソフトウエア製品の開発戦略
~音楽製品の事例に於いて~
http://homepage3.nifty.com/akira-izumi/smips/software_strategy_111210a.pdf

各製品のデモでは、音声を流さなければならず、うまくスピーカが使えるか心配でしたが、流石は政策研究大学院大学です。教室に設置されているノートパソコンに、powerpointのファイルとMP3を転送すれば、プロジェクタの上映はもちろん、音声は問題なく流せました。
そういうこともあろうかと、デモソングやデモ音声などは、すべてMP3ファイルに落としてきたのは正解でした。

発表の終了後の質疑応答では、「例えば私がVOCALOIDで曲を作る際には、権利関係はどうなるのか、更にVOCALOIDの曲でお金を儲けたい(商業利用)とすると、どのようなことに気をつければよいのか。」という質問が興味深かったです。確かに、商業利用がどのような規約になっているかは、余り知られていないですしね。これは、著作権の話と深く絡むものであると思います。今回は、法律関係の方から、このご質問を受けました。

とりあえず、「無償で曲を動画サイトにアップロードする際には問題ないけれど、商業利用に対しては各社のガイドラインを注意して読むべきである。」とご回答しておきました。

今回は、時間がなかったので、発表内容は、特許と技術の話に特化したのですけど、そのうちVOCALOIDの著作権の話も、どこかで発表しなけれなければならない、と思います。

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