発明家たちの思考回路
久しぶりに発明関連で面白い本を読むことができましたので、備忘録として記載します。対応特許はいずれ調査する予定です。
発明家たちの思考回路 奇抜なアイデアを生み出す技術 (HARVARD BUSINESS SCHOOL PRESS) (単行本) エヴァン・I・シュワルツ (著), 桃井緑美子 (翻訳)
発明のパターン
1、既成製品の欠点の改良
2、人が気付いていない可能性の発見(ウオークマン・セグウェイ等)
3、大きな需要がありながら、うまく実現できなかった問題への斬新なアプローチ
発明者:エルウッド・ウッディ・ノリス:
・空軍で電子技術・特にドップラーレーダーの知識を習得し、のちに超音波診断装置(いわゆるエコー診断装置)を発明する。
ここに、ノリス氏の他の発明「あなたにしか聞こえない “超音波サウンド”」の発明の記事が掲載されています。
発明者:グラハムベル:
・それまで、電話は電信装置のメンタルモデルにとらわれていたが、グラハムベルは補聴器をメンタルモデルとして電話を発明した。この特許は、US特許番号 174,465号 のようです。
発明者:マックス・レプチン:
・ウエブ上での金融取引において、詐欺行為と疑わしい行為を通報する取引プログラム「イーゴリ」を開発した。
1965年・ジェームズ・シュラッター博士@サール:
・薬品実験中に偶然に指を舐めて、強い甘味を感じ、アスパルテームを発明した。
発明者ライト兄弟:
・飛行機のバランス制御が問題であることを見抜き、主翼の端を左右逆にねじることでバランス制御できることを見抜いた。この特許は、US特許番号821393号 のようですが、未確認です。
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