SMIPS
10月17日は、SMIPSの分科会に参加してきました。
SMIPSとは、政策研究大学院大学の隅蔵康一准教授等が中心となって開催している知財関連の研究会です。流石に、参加者は弁理士・特許技術者・大学講師・大学教授など濃厚な方々ばかりです。今回の分科会では、特許ファシリテータという概念を提唱されている奥田弁理士にお話を伺うという趣旨でした。
クライアントが新たに士業の事務所に依頼する場合、かなり心理的ハードルが高いそうです。その心理的ハードルをどのようにして解きほぐすかという手法や、中小企業や個人発明家などが有する利点に注目するという話が興味深かったです。
余談ですが、20代の女性の特許技術者の方は、土曜日の夕方に六本木に出かけると言ったら色々と誤解されたそうです。六本木といっても、政策研究大学院大学は、いわゆるお堅い存在なのですけどね。
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コメント
いろいろな人がそれぞれのテクニックを持ってるんだと思いますが、その、心理的ハードルの話は大変興味深いですねー。後学のためにちょっぴり知りたい気もします♪
投稿: 死亡FLG | 2009年10月19日 (月) 16時04分
奥田先生が実行されているのは、公認会計士や税理士や弁護士など、他の士業の方と相互に協力するというテクニックです。つまり、クライアントの問題を解決するための士業のコラボレーションです。
ご参考になりましたでしょうか。
投稿: 和泉聡 | 2009年10月19日 (月) 22時47分
なるほど、心理的ハードルの高い士業同士で、クライアントニーズに幅広い網をかけるということですね。
参考になりました!
投稿: 死亡FLG | 2009年10月20日 (火) 10時45分