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Misakiさん

金曜日は、一日楽しく Misaki さんと遊んでいたのでした。
Misaki さんというのは、「電子かたりべプレーヤ」の音声です。

「電子かたりべ」については、以下をご覧ください。

電子かたりべとは、『本が語りかける』ことをテーマとしたコンテンツ提供サービスの総称です。 電子かたりべでは、再生ソフト(プレーヤー)を用いて、『語る』ことで、従来の能動的な読書スタイル 『読む』から『聞かせる』受動的読書スタイルを提供します。
(電子かたりべ.COM の紹介文より)

http://www.e-kataribe.com/portal/index.jsp

 電子かたりべプレーヤは、Pentax の VoiceText ミドルウエアが組み込まれており、Misaki の音声が使われています。
 なんといっても流暢で、ほぼ合成音声とは判らないくらいの高品質です。しかも落ち着いた20代女性の声!

 いままでは、SofTalk を使っていて、まあまあの品質だったのですけど、英語をそのままアルファベットでだらだらと読んでしまうのは困ってしまいました。なにせ、PostScript を 「ピーオーエスティーエスシーアールアイピーティー」と読むのですから。そういえば、自分が作った Miku_talk もそんな読み方をしてましたね。(笑) 英語の読み方辞書を持っていないんで、苦肉の策で、アルファベットでだらだらと読ませるしかないんでしょうね。

 Misaki さんは違います、ちゃんとPostScript を「ポストスクリプト」と発音します。試しに或る特許明細書を読ませてみましたが、殆どノーミスで読みましたので、驚いてしまいました。よっぽど良い形態素解析エンジンが入っているのでしょう。この読み上げソフトが「一番頭がいい」とおもいます。 キャラクターで言うならば、「高学歴の秘書のお嬢さん」って感じでしょうか。

 ときどき、「CMOS(シーモス)」を「くもす」と間違えて読んだりするのが、高学歴ながらも技術用語に疎い秘書のお嬢さんって感じで、もうたまりません。

 そういえば、Misaki さんの声って、いま旬の「ラププラス」の姉ヶ崎寧々さんこと、皆口裕子さんの声に似てますね。
 どうせなら、本当に皆口裕子さんの声を使った Yuko ミドルウエアを組み込んでもらいたいなぁとか。その Yuko をDSに組み込んで、OCRソフトと組み合わせて、本をDSにかざすとOCRでテキストに解析したあとに、VoiceText エンジンが流暢に読み上げてくれて、それが寧々さんのキャラクターが「本を読んでいる様」をうまく3Dアニメーション表示したソフトウエアを作ってくれないかなあとか。
 その前に、Pentax さんは、読み上げソフトを販売して欲しいですね。電子かたりべプレーヤは、余りにもライセンスの維持が煩雑すぎるのが問題とおもいました。

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ある画像掲示板より

「色んなゲームをやってきたが、この現実って奴だけは不可解だ。
クリア条件不明、パラメータ不可視。、フラグ確認不可能、しかも難易度激高」

「こんなクソゲー作った奴の顔が見てみたいな」


 画像掲示板PIXIVの画像に記載されていた文章の一部ですが、ちょっと面白かったので上記に引用させていただきます。元画像と文章はこちらです。

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=6734571

 上記の文章のように、現実をゲームの一種と捉えると、なんといっても「クリア条件不明」ってのが困り者です、でもそれが面白いところでもあります。クリア条件を自ら設定できたりもする訳ですから。

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SMIPS

10月17日は、SMIPSの分科会に参加してきました。

http://www.smips.jp/

 SMIPSとは、政策研究大学院大学の隅蔵康一准教授等が中心となって開催している知財関連の研究会です。流石に、参加者は弁理士・特許技術者・大学講師・大学教授など濃厚な方々ばかりです。今回の分科会では、特許ファシリテータという概念を提唱されている奥田弁理士にお話を伺うという趣旨でした。
 クライアントが新たに士業の事務所に依頼する場合、かなり心理的ハードルが高いそうです。その心理的ハードルをどのようにして解きほぐすかという手法や、中小企業や個人発明家などが有する利点に注目するという話が興味深かったです。
 余談ですが、20代の女性の特許技術者の方は、土曜日の夕方に六本木に出かけると言ったら色々と誤解されたそうです。六本木といっても、政策研究大学院大学は、いわゆるお堅い存在なのですけどね。

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