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発言小町:夫が恋愛ゲームに熱中しすぎて困っています

自分が良く見ている新聞は読売新聞ですが、その中にWEB版読者投稿欄とも言うべき「発言小町」の頁があります。「発言小町」は、色々なトピックス(「トピ」と略されています。)について投稿して読者同士が意見を交換する掲示板です。いわゆる匿名掲示板なのですが、流石は読売新聞で、ちゃんと検閲して1日のタイムラグの後に発言内容が公開されるようになっています。

その中のトピ「夫が恋愛ゲームに熱中しすぎて困っています」を紹介します。
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2009/0904/260764.htm?o=0&p=0

「生活に支障が出ているわけではないのですが
たえず画面の向こうのバーチャルな女性と会話していて
デートをしているようなので
妻としては、なんだかやりきれない思いです
ゲームの女性に嫉妬している・・・わけではないと思いますが、なんだか悔しいし
ゲームの女性に本気で恋をしているような夫の姿を見苦しい、とも思います

 恐らく、このゲームはコナミの「ラブプラス」だと思います。既婚男性をも夢中にするという中毒性をもつこのゲーム。コナミというと、かつての恋愛シミュレーションゲーム「ときめきメモリアル」で大ヒットを飛ばして以来、久々のヒットかもしれません。

公式ページはこちらです。

http://www.konami.jp/products/loveplus/


 kizasi.jp で見ても、発言数の伸びは顕著ですね。発売日が9月3日だったのですが、それ以降の発言数が急上昇しているのが判ります。

Love_plus_2
 自分も、ラブプラスをやるだけの為だけにDSを買ったらまずいかなとか、カミサンの前でゲームしてたら、このトピ主の旦那みたく「見苦しい」と見られてしまうかもと、ちょっと躊躇中です。もしかすると、電車内や仕事場でもお構いなくイベントが発生してしまうのでしょうか、だとすると生活に支障が発生する可能性がありますが。(笑)

 追記です。発言小町のトピが立った日は9月4日ですね。検閲のタイムラグを考慮すると、このトピ自身は、発売日に書き込まれたものと推定されます。でも、面白いトピだから詳しい経緯は追跡しない事にします。

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TOEIC 公開テスト

 本日は、TOEICテストを受験してきました。受験地は日本大学法学部(水道橋)です。
 12時20分までに集合で、12時25分から35分までガイダンスでした。ヒアリングテストの為にわざわざ Part 2 のサンプル問題が流され、音質や音量が充分に確保されているか確認するという手順を踏んでいました。職場で受けたTOEIC IPテスト(団体)では、受験料が安い代わりに単なるラジカセでリスニングテストを受ける為、音質はやや問題がありました。しかし、本日のTOEICテストは流石に充分な音質が確保されていました。参考までに、スピーカはBOSEブランドでした。(以下のハイインピーダンススピーカだとおもいます。)

 

 12時35分から45分までが自由時間、45分には問題配布と受験票の確認および回収がおこなわれます。受験が始まるのは1時からです。
 職場のTOEIC団体受験との違いは、違反行為が厳密に規定されていることでしょう。問題用紙への書き込みも違反行為とされていました。聞き取った内容を書き取って回答するとリスニングテストの趣旨に反するという事と、受験者が書き取る音によって他の受験者のリスニングの妨げになるという事からと思います。なお、これは自分の想像なので、TOEIC運営委員会の公式見解をご存知の方は指摘をお願い致します。
 リスニングに関しては、TOEICテスト新公式問題集Vol.1~4 を聞き込んでいたので、そこそこの点は取れたかと思いますが、Reading Test は知らない語彙により、当てずっぽうにマーク(いわゆる塗り絵)してしまった部分がありました。語彙を増やすことは、次回の受験までの課題です。

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特許検索の価値のデフレーション

 酒井美里さんは、特許検索業界では有名な方ですが、検索業務の価値について、このような記事を書いておられます。

データ/サービスの価値
http://ameblo.jp/sakaimisato/entry-10325246170.html

 この記事を読んで、自分も同じようなことを感じていたことに気づきました。
 インターネットが普及し、コンピュータの性能が向上し、かつ大容量ストレージが極めて廉価に入手可能となりました。以前は、単に特許検索結果を得るだけに多くの価値が認められていたのですが、今では特許検索などはIPDLや google patent などで次々と無料化されています。今、特許検索結果で高い費用が請求できるのは、テキストマイニング技術を用いた二次元マップソフト Aureka, TrueTeller, ATMS Analyzer などであり、通常の検索に認められる価値は下落しつつあります。
 PATOLISが倒産してしまったのには驚きましたが、同時にこの料金体系では使われないだろうと思っていました。書誌データ出力(いわゆるCSV出力。)が1件あたり数十円も掛かるという、前時代的な金額設定でしたから。通常は数千件から数万件を分析しますので、データ取得だけで数十万円も掛かるようでは、とても特許分析業務には使えません。
 先日の特許検索競技大会では、NRIサイバーパテントの概念検索機能でパイロット検索したとき、わずか5分ほどで最終回答に辿り付けました。これは特許検索競技大会というコンテストの意義を根本から揺るがすような事態だとおもいます。1時間掛けて緻密に検索式を設計した後、100件ちかくの特許公開公報をチェックして、答えを得られたのですが。殆ど労することなく、概念検索で自然文を入力して、同じ答えを得られるとしたら、誰が苦労して検索式設計技術を向上させようと思うでしょうか。

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