John von Neumann
フォン・ノイマンというと、計算機科学に於いて著名な学者であり、データとプログラムが同一バス上・同一メモリー上でやりとりされるという「ノイマン型コンピュータ」を提唱した方で、なおかつ多彩な分野で貢献を施した人でもあります。その中で、「セル・オートマトン」、つまり自己増殖する機械についてふれられています。(Wikipedia より引用)
ノイマンはセル・オートマトンの分野を自ら創出し、(当時はろくにコンピュータも無かったにもかかわらず)実に方眼紙とペンだけで、自己増殖の事例を構築してみせた。
この「セル・オートマトン」とは、自分自身と同一のコピーを生成して無限に増殖する機械、すなわち現代のコンピュータ・ウイルスの未来予測に他ならないのではと思います。
フォン・ノイマンは、セル・オートマトンの応用として、は、指数級数的増加の利点により大規模探索の課題が効率的に行えることを示しましたが、同様に現代のコンピュータ・ウイルスも自己増殖機能を使うことにより、大規模探索の課題に活用できるのではと思います。
ただし、「bad user」に悪用されないことが条件となりますが。
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