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口述試験練習会

1月半ほど前、某所で弁理士試験口述練習会で、商標法の講師を担当してきました。

自分自身、商標法は専門ではないので、1週間前から問題の朗読して iPod Mini で繰り替えし聞いて文言を記憶しました。講師役である限りは、問題を完全に把握したいと考えたからです。

口述練習会では、最初にベテラン弁理士の方が主査を担当され、自分は副査を担当しました。流石はベテランの方で、受験生にとって重要なポイントを的確に掴んで質問をしておられました。口述のポイントは、基礎的な定義趣旨を誤り無く説明出来る事で、各法域の1条・2条のあたりが極めて大切だそうです。その方を参考にして、主査役を務めました。

受験生の方々は流石によく憶えておられ、基礎的な定義趣旨を落とす方は殆どおられませんが、最近の法改正である小売等役務に係る具体例に関しては殆どの方がきちんと列挙できませんでした。こういうのが「地雷」の問題と呼ばれるんでしょうね。昨年度も同様な問題が出たそうなので、法改正についての再度の補強をアドバイスしました。

この口述練習会が最終合格に少しでも寄与できていたたならばと思います。

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