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青いバラ その1

今回は、サントリーが2004年に発表した「青いバラ」について記載します。発表時の記事はこちらです。
「青いバラ」の開発に成功 サントリー

青いバラの公式ホームページはこちらです。
世界初、バイオテクノロジーで青いバラの開発に成功!

 青いバラというと、世界の園芸家がこれまで品種改良で挑戦を重ねながらもなかなか実現できませんでした。バラは青色の色素を有さない為と説明されていましたが、サントリーの福井裕子さんによりバラに含まれる天然の青色色素が発見され、「ロザシアニン」と命名されました。
http://sciencelinks.jp/j-east/article/200114/000020011401A0223599.php

 このロザシアニンによる「青いバラ」は岐阜県の河本さんによって育成された「ブルーヘブン(セントレア・スカイローズ)」です。ニックネームからして、中部国際空港が開港した頃に開発されたものとおもいます。

http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/kouhou-c/fureai/0503/pdf/pdf/gifujin.pdf

 その他、"Blue Perfume", "BlueBarou", "Madame Violet"や、栃木県の小林さんによって育成された「青龍」などがあります。育成で作られたもっとも青いバラは「青龍」または「ブルーヘブン」と思います。この青さはロザシアニンによるものですが、劣勢遺伝であり、かつ樹勢が弱いために、このバラを育てるのは大変と思います。

 

 サントリーは、遺伝子組み換え技術を使ってパンジーの青色色素遺伝子をバラに組み込みまました。写真だと青というよりちょっと紫っぽいのですが、従来のバラの色からいうと、驚異的な青さと思います。この青さはデルフィニジンという色素によるものです。
 これが外販されるのは2009年で、恐らくサントリーの株式上場のタイミングとぶつけて話題にするのではないかと想像しています。

 サントリーの株主優待に「青いバラ一鉢」が送られてくると、ちょっと嬉しいと思います。サントリーのIR担当の方はどうかご検討ください。

 次回以降で、この青いバラに係る特許や、その発明者について調査してみたいと思います。

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