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謎の彼女X

 講談社のアフタヌーンに連載中の植芝理一さんのマンガですが、今日第一巻を購入して読んだら緻密な書き込みと不思議な雰囲気に引き込まれ、さきほど二巻と三巻を購入して読んでしまいました。

 主人公の椿は17歳の男子高校生で、転校生の卜部が彼女です。卜部は転校直後から休憩時間は寝てばかりで、クラスメートの女の子が昼食を誘いに来ても机にうつ伏せて寝てばかりという変な女の子です。

 そして、卜部は主人公の「彼女」なのですが、キスすらしていませんし、主人公が卜部を抱きしめようとすると得意技のハサミでポスターや樹木を切り裂いて威嚇しますし、主人公と一緒に下校する時もあまり話をしません。卜部が指に唾液を付けて主人公に舐めさせるのを日課にする不思議な仲です。どういう訳か、椿と卜部は唾液を舐めることで相手の感情や体験を共有できるという「絆」を有しているのです。逆に、「絆」がなく彼女や彼氏となりえない相手では、唾液を舐めても感情の共有は起こりません。

 確かに「謎の彼女X」の題号に相応しい内容で、3巻以降のストーリー展開が全く読めません。

参考URL:謎の彼女X wikipedia

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