日本知財学会
日本知財学会の発表を聴講してきました。いつも論文や著書をお見かけする先生が多かったです。
出川通さんは、「MOT(技術経営)がよーくわかる本」の著者です。今回もMOT・MBAのお話や開発から製品化の間に横たわる「死の谷」の話をされていました。
鈴木公明先生は、知財価値評価の権威であり、かつ弁理士であらせられます。意外なことに弁理士登録は昨年の12月ですね。発表内容は株価と特許のプレスリリースの関係です。
自分は、法的安定性について述べられた東京大学の永田健太郎さん・渡部俊也さんの発表の分析法が面白かったです。国内優先権主張により特許の質が38.2%向上するなど、定量的な考察が発表されており、説得力がありました。
今日は論文式筆記試験の日ですね。ゼミの同期生達がいまごろ意匠法を解いている頃だろうなと、ふと頭をよぎりました。
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