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初音ミクに喋らせてみた(0.2.0版)

初音ミクに喋らせるためのWEBアプリケーション MIKU_TALK Ver. 0.2.0 を作成いたしました。以下の URL から利用できます。

http://akiraizumi.sv1.sp-land.net/yahoo_ma20/yahoo_ma.html

MIKU_TALK Ver.0.2.0に於ける主な追加機能は以下のものです。

  • 括弧の削除機能

    形態素解析前に括弧を削除することが可能です。青空文庫は、漢字の直後に読み仮名を括弧付きで付加しており、同じ漢字を二重に発音する恐れがある為です。また、法律の条文などは付加的な説明文を括弧付きで付加していますが、冗長な場合も多い為です。

  • 長音の処理

    形態素解析パートにて、同一母音の連続又は特定母音を長音に変換する機能を付加しました。具体的には「ボオカロイド」は「ボーカロイド」に、「はつめい」は「はつめー」に変換されます。これにより、日本人の通常の発音に近づけることができました。

  • 品詞毎の調整

    VSQ生成パートにて、品詞が名詞ならば音量(DYN)を80に、形容詞/形容動詞/接頭詞/感動詞/接頭辞/副詞ならば音量(DYN)を72にして音程(PIT)を高めに設定し、それ以外の品詞ならば、音量(DYN)を64にして音程(PIT)を低めに設定いたしました。これにより、品詞の重要度に応じて音量・音程を調整している様子を表現しました。

  • 子音毎のベロシティ調整

    カ行とサ行と「つ」はベロシティ(VEL)を大きく(子音を短く)、ラ行はベロシティ(VEL)を小さく(子音を長く)発音するように致しました。これは、「初音ミク」の音素テーブルはカ行サ行「つ」の子音が強く、ラ行の子音は弱いという癖があり、その癖を矯正して自然に発音させるためです。よって、他のVOCALOID製品では異なったチューニングが必要と思われます。

  • 単語の区切り

    単語を連続で5~7音素連続して発音すると少しだけ時間間隔を空けます。日本語は5音素または7音素で区切って発音される事が多いためです。

    また、句読点「、」「。」で時間間隔を空けると同時に息継ぎをおこない、句読点の直前の単語では音程を下げます。これにより文章の構造を理解して喋る様子を表現しました。

以下が MIKU_TALK Ver. 0.2.0 のサンプルです。


ただいま留守にしております。ご用件のある方はピーッという音の後にメッセージを入れてください。

特許法第2条

蜘蛛の糸 芥川龍之介

雨ニモマケズ 宮沢賢治

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