« 特許法のうち、「利用」の文言を有する条文 | トップページ | VOCALOID CVシリーズ02 »

VOCALOID関連論文#2

Unisong: A Choir Singing Synthesizer
2006年10月に発表された論文で、著者は劔持秀紀さん、ジョルディボナダさん、Blaauw, Merlijnさん、Loscos, Alexさんの4名です
論文概要をざっと翻訳したものを以下記載します。多少怪しい翻訳ですがご容赦ください。

 コンピュータは合唱するように歌声を発生することを以下2つの方法で達成することができます: ただ一つの声のクローンによる変化か、又は本当のコーラス録音の連結です。現在において、これらの2つの方法の統合品質はそれぞれ自然さと明瞭さに欠けています。
 ユニソングは、スコアと歌詞によって高品質の合成音声の性能を得られるユーザ指定のコーラス歌声シンセサイザです。 この記事は、仮想の統合世代の途中に行われるコーラス録音スクリプトの人間の監督された自動分割、サンプルデータベースの創造、サンプル取得、変化、および連結を実現する全ての動作とテクニックについて説明します。シンセサイザは歌のサンプルでデモンストレーションをするでしょう。

VOCALOIDの次に劔持秀紀さん、ジョルディボナダさんが論文発表したのはコーラス音を自然に合成するという UNISONG です。UNISONG はどこまで製品開発が進んでいるのか楽しみであります。

次は説明ppt ファイルで、VOCALOID という題で、劔持秀紀さんと大下隼人さんの共著です。10月11日の情報処理学会の発表は、このパワーポイントファイルがベースとなるのではないかと推測しています。
このスライド17頁目に Miku (初音ミク)がいます。
このパワーポイント・ファイルは極めて判り易く、VOCALOIDファン必見です。
Yamaha_ppt

|

« 特許法のうち、「利用」の文言を有する条文 | トップページ | VOCALOID CVシリーズ02 »

初音ミク」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: VOCALOID関連論文#2:

« 特許法のうち、「利用」の文言を有する条文 | トップページ | VOCALOID CVシリーズ02 »