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青本の分冊化

弁理士受験界において通称「青本」と呼ばれる、「工業所有権法逐条解説」は、口述試験に措いても極めて重要な勉強アイテムです。しかし、この本には大きな難点があります。分厚すぎて重く、よって手軽に読むことができず持ち運びしにくいという点です。


よって、受験生の中には、青本を分冊化する方が多くおられるようです。知り合いのゼミ生にも、Kinko's に委託して綺麗に作られる方がおられました。特にくるみ製本 というのが良いようですね。ネットで調べた値段も1冊あたり \315- と廉価で、(未確認なので詳しくはお店にお問い合わせください。)4分冊する場合でも \1,260- とリーズナブルです。

丸善の製本工房 を使う方もおられるようですが、ちょっと高価ですね。これで青本を製本すると製本工房B5-200 (\1,575) を4個使用すると仮定した場合、全部で \6,300-が掛かります。これは青本自身の値段に匹敵しますが、ハードカバーの表紙を付加できるのが長所です。

自分はKinko'sのサービスや製本工房などは何も知らなかったので、ニチバンの製本テープ (BK-50クリーム色 \800-)及び木工用ボンドを使用して自分で製本しました。見た目はダサいけれど実用性はあります。(笑)以下にその手順を述べます。

(1)カッターナイフで青本の背表紙と本体を切り離します。
(2)カッターナイフで本体を法域毎に切り離します。
 ①お勧めは、特許法、実用新案法と意匠法、及び商標法の3つに切り離すことです。何故ならば実用新案法と意匠法の頁は他法域に比べて薄いため、独立して製本することが難しいからです。
 ②法域毎に切り離した本体の背を木工用ボンドで補強して乾燥させたのち、製本テープでくるむように貼ってください。そのままでは背表紙が弱いため、各ページ毎に分解してしまいますので、それを抑止するためです。
(3)それぞれの法域毎の本体と同等の厚みを有するハードカバーの本を3冊用意してください。
 この本は、既に不要となった本としてください。自分は大学の頃の教科書等を使いました。
(4)ハードカバー本の背表紙と本体を切り離します。
 この本体は不要なので廃棄します。
(5)前記背表紙部分に青本の法域毎の本体を嵌め込みます。
(6)背表紙部分と本体を、製本テープで貼ります。

たったこれだけの作業ですが、効果は保証します。青本をバッグに入れて持ち運んだり、ベッドで寝転んで読むことは困難ですが、分冊化すればバッグに入れるのは容易で、かつ寝転んで読むのも苦にはなりません。

「こうすればもっと綺麗に分冊化できる」というご意見をがございましたら、コメント等に記載願います。

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コメント

なるほど、よく考えている、よく出来ていると思いました。
青本が分厚い理由は、持ち運ぶことを前提としていない。
持ち運ぶ必要がないからだと思います。

なるほど、条文はコンパクトに出来ている。
条文がコンパクトな理由は、携帯できるようにです。
それだけ、常時携帯すべき重要な品目であるということです。

だから、青本は分厚くできているのだ、と思います。
条文ほど重要ではないのです。これは試験対策に対しても同様のこと
が言えると思います。

投稿: やっだー | 2007年9月 3日 (月) 01時39分

中野在住、母R恵です。
初書き込み致します。

みなさん、こうやって綺麗に分冊しているんですね。
昔自分で分冊したときは、綺麗にできないわ、テープの吸着が今ひとつでバラバラになるわで、散々でしたが。
こんどKinko`sに頼んでみます。

投稿: 母R恵 | 2007年9月 5日 (水) 16時21分

お久しぶりです>母R恵さん
Kinko's には色々な製本方法があるので、聞いてみてください。
または、木工用ボンドで背表紙を固めるのも良いかもしれません。
http://www.bond.co.jp/product/list3.php?mode=sdirect&keyword=%CC%DA%B9%A9%CD%D1%A1%A6%CC%DA%B9%A9%CD%D1%C2%AE%B4%A5

投稿: 和泉聡 | 2007年9月 5日 (水) 22時17分

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