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補償金請求権

本日の基礎ゼミは、補償金請求権(65条)に関する一行問題の答案返却でした。悪い予感がしたのですが、やはり点数的にはいまいちでした。具体的には権利の発生の記載の流れが悪かったのが問題です。出願公開 ⇒ 警告 ⇒ 実施の順には書いたのですが、青本のフレーズがきちんと再現できておらず、「自分でその場でやっつけで考えました」感がありありと見えてしまいました。
その他、権利の効力と行使についてもきちんと書き分けられなかったのも問題ですね。実は消滅要件は、答案構成には上がっていながらも時間切れで書けなかった項目が有りました。答案構成は15分で終わらせるべきですね、今回のように20分も掛かったならば、「非常事態につき、文章の精密さや字の綺麗さのいずれかを犠牲にして全項目を書き抜くべし」と考えるべきでしょう。
同じゼミのNさんと項目落ちの話をしていて、「コンパクトに書きぬけられるようにしたら」と言って、自分がそうすべきだと思ってはっとしました。自分の論文の記載は、冗長すぎるのが問題のようです。もっと短く要点だけを書いて、しかも項目を漏らさない方法を考えなければいけません。
余談ですが、LEC渋谷本校から駅への帰り道に、ドクター中松の選挙カーが街頭宣伝をしていました。選挙が近いんですね。

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コメント

確かに答案は簡潔に纏められるといいですが、、、まだまだ難しいです。

なお、来週のゼミで無効審判関係が出たら、答案に「いざ無効だ合議体」を書いて二重線で消しておく予定です(O^^)O

投稿: nkgk1017 | 2007年7月30日 (月) 20時59分

一事不再理(167条)も「色んな理由で審判請求可能だからである」と理由付け記載の上、二重線にて削除願います。(笑)

投稿: 和泉聡 | 2007年7月31日 (火) 07時04分

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