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基礎ゼミの採点基準の分析

この長い夏は、自分は基礎ゼミ@吉田ゼミにて一行問題を解いて過ごす予定です。
現在も「そこそこの点数」は取れていますが、いまいち「抜きん出た点数」を取るまでに至っていません。そこで、基礎ゼミに措ける採点基準を分析してみました。採点基準に合致した論文を記載することにより、抜きん出た点数を取るのが目的です。

吉田ゼミでは、自分の論文が返却されるほか、最も優秀な論文のコピーが配布されます。この2つの論文を比較して採点基準を推定します。

1、論文左に記載された記号について
或るときの最優秀答案(コピー)の点数と記号の関係を示します。点数は74点でした。

A+
A+
A+
A
A+
A
A
A

上記記載から、ベースとなる点数が70点であり、Aは±0点要素であり、A+とはプラス1点の加点要素ではないかと推定しました。

このときの自分の答案の点数は65点でした。以下に記号を示します。

A-
A+
A
B+
A-
A
B+

新たな記号A-,B+が表れていますが、それぞれA-を-1点要素、B+を-2点要素ではないかと推定しました。これを元に基礎点の70点からA+が1個=+1、A-が2個=-2、B+が2個の-4点を加算すると、今回の点数である65点となります。

その他の返却論文と記号と点数の関係を調査したところ、以下のように推定しました。

基礎点は70点であり、以下の記号と点数の対応により減点法で算出される。

 

記号A+は、+1点
記号A は、±0点
記号A-は、-1点
記号B+は、-2点
記号B は、-3点
記号B-は、-4点
記号C+は、-5点
記号C は、-6点
記号C-は、-7点

上記記号以外にも+1、+2等がそのまま記載されている場合があります。これは点数調整を目的として、事後的に加点要素を評価したのではないかと推定しています。

2、記号と判定内容の対応について
(1)Aと判断された場合
当段落において、レジュメに記載された重要キーワード及び重要条文が再現されていることと、理由づけが再現されていることが要素となると思われます。これにより減点無しと判断されます。

(2)A+と判断された場合
当段落において、レジュメに記載された重要キーワード及び重要条文が再現されており、かつ理由づけが更に適切に表現されていることがA+評価(加点)要素となると思われます。

(3)A-と判断された場合
当段落に措ける主語と述語の不整合、軽微な用語の誤り、または文章の流れの悪さだと思われます。

(4)B+またはそれ以下と判断された場合
当段落において、以下に該当する場合と思われます。
①レジュメに記載された重要キーワード及び重要条文が欠落していること
②積極ミスが存在すること
③理由づけが誤っているか、または記載されていないこと。

また、レジュメに記載された段落がそのまま欠落した場合も、もちろん減点要素となります。

3、結論
基礎ゼミにて高得点を取るためには、以下の三要件が必要だと判断します。
①レジュメに記載された段落を抜けなく記載すること。
②各段落の重要キーワード及び重要条文(要件)を誤りなく記載すること。
③各段落の理由付けを厚く記載すること。

なお、レジュメから更に深く踏み込んだ論証や、レジュメで省略された要件の記載などは加点理由(A+)とはなりにくいようです。逆に、レジュメに記載されている細かな要件が多少抜けていても、主たる要件の理由付けが厚く記載されていると加点理由(A+)と評価されていることが判りました。よって、加点を狙うならば、要件を更に追加するよりも理由づけを追加するほうが効率的と思われます。

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