マークシート5倍速ぬり鉛筆
「マークシート5倍速ぬり鉛筆」のHPを発見した。
http://www.enpitsu7.com/
これは、短答試験に措ける得点upに結びつくのではないかと思う。
「マークシート5倍速ぬり鉛筆」の発明は、国内に特許出願されている。
出願番号は特願2005-057186,公開番号は特開2006-239982である。
公開特許公報を読んだところ、この発明は「或る特殊な削り方をおこなった鉛筆」であることに気づいた。
すなわち、通常の鉛筆を当該発明に則って削ると「マークシート5倍速ぬり鉛筆」となる。
以下、明細書から引用する。
【0019】
次に、かかる鉛筆の製造方法を、図5を用いて以下に説明する。
図5(a)は、先端部121を有しない鉛筆である。
かかる状況において、まず、先端部121を構成する前の、
鉛筆の先の部分の上下(図5(b)の51、および52)を切り落とす。
そして、図5(b)に示すような状態の鉛筆を得る。
図5(b)の51、および52は、ほぼ均等であることが好適である。
ほぼ均等に切り落とすのは、ユーザがマーク箇所を見ながらマークしやすいためであり、
かつ、塗りやすくするためである。
また、図5(b)を真上から見た上面図が図5(c)である。
なお、図5(b)(c)の鉛筆では、鉛筆の芯12の先の横側の把持部11に
繋がる部分が邪魔をして、マークシートのマーク箇所を塗るつぶすことはできない。
【0020】
次に、鉛筆の芯12の先の横側の把持部11に繋がる部分(53、54)を切り落とす。
その結果、図5(d)の鉛筆を得る。そして、図5(d)の鉛筆により、
ユーザはマークシートのマーク箇所を塗るつぶすことができる。
【0021】
次に、通常、ユーザは、鉛筆を斜めにして保持するので、芯12の先端部121を、
斜めに、一直線になるように切り落とす。
つまり、芯12の先端部121が斜めに切り欠き部を有するようにする。
そして、図5(e)の鉛筆を得る。
かかることにより、多くのユーザは塗りやすくなるとともに、
一度の塗る際の芯の幅が広がり、一度に塗りやすくなる。
【0022】
次に、図5(e)の芯12と把持部11の境が所定の角度を形成しており、
芯の尖った角(55、56)が欠けやすく、または折れやすくなっている。
そこで、図5(f)に示す形態になるように、芯の尖った角(55、56)を削り、
把持部11と芯12の先端部121が連続するように形成する。
筆記具メーカーの「マークシート鉛筆」に当該発明の削り方を施すことにより、更に速く塗ることができると期待される。
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